おれの首もとで光るそれ それは今日見た映画で、おれが最も感情移入した奴のイニシャルが入った…… 「ネックレス……。」 「まぁ所詮映画館で買ったやつだから、安物なんだけど……今日のお礼ってことで。」 先輩は少し照れくさそうに笑う。 顔が赤い、可愛い 「う、嬉しくない?」 ずっとおれが黙っていたからだろうか。 本当のことを言えば、先輩がくれたネックレスに見惚れてたんだけど。 先輩は勘違いしたようで、さっきまでの表情とは打って変わって不安そうな顔。