きっとそれは、おれが純恋先輩に恋してるから。 〝岸和田純恋〟に、恋をしてるから。 「俺も楽しかった。またな、芦谷!」 「……はい、また部活で。」 もっと一緒にいたい。 そう思うのは、強欲ですか……? 「……あっ、そだっ、芦谷!」 「?」 家に入る際に、1度振り返った純恋先輩がこっちへと戻って来る。 と思った途端、おれと先輩の距離は一気に縮まって…………。