それっきり、純恋先輩は大人しくなった。 ほんの少しだけ顔を赤く染めて、おれの腕にしがみついてる。 ……可愛いな 「しばらくここで休みましょうか……。夕立だから、すぐ止むだろうし。」 「……うん。」 名残惜しい気持ちを抑え、先輩を服の中から出した。 純恋先輩に雨が当たらないようにと、無意識に服を強く引っ張っていたのか 上着は少し伸びてしまってて、何だかだらしなくなっていた。 「あ、ごめん……。」 それを見た純恋先輩が、申し訳なさそうに頭を下げてくる。