純恋イケメンガールを好きになる!






ほんの冗談で言ったのに、「アホか!」って頭を思い切り叩かれた。


何気に痛い、そういえばコイツ空手習ってんじゃん。


手加減してほしいね、まったく。



「くだらねえこと言うんじゃねえよ。ほら、先生来たからこの話はもう終わりな。」



志島が前に向き直り、少し遅れて来た担任の話に耳を傾ける。


真面目だな、志島。


俺も見習わなくちゃ。

多分、一瞬で集中力切れると思うけど。