純恋イケメンガールを好きになる!






「なぁー志島、俺ってそんなにイケメン?」


「嫌味か、コラ。」



1つ前の席に座る志島直次(しじま なおじ)に声をかけるも、帰ってくるのはいつも通りの冷たい反応だけ。


志島は決してモテない顔ではないんだけど。

俺が隣にいると、女の子はみんな俺のところに来るから嫌なんだってさ。



まぁそんなことはどうでもいいんだけど。



「おまえからその顔取ったら、一体何が残るんだよ。」


「それ何気に酷くね?」