……結論から言うとおれは 〝岸和田先輩〟という、女に惚れてしまったらしい。 「本当、ありえねえ。」 「なぁ。」 「だってあの人、かっこよすぎるし……。」 「おい。」 「好きになるな、って方が無理……。」 「祥一!!」 1人頭の中で葛藤していると、和浩がガッとおれの肩を掴んだ。 だからいてえってば、肩脱臼するだろ。 「何、和浩。」 「ずっと誰かが、祥一のこと呼んでんだけど。ちなみに7回目。」 「は?」 一体誰が……と思いつつ、和浩が指差す方に目を向けると。