純恋イケメンガールを好きになる!






――それから映画の時間はすぐにやってきて、


その映画も、あっという間に見終えてしまった。



「あー……ヤバいヤバい。まじあの監督好きだわー……。」



芦谷は映画が終わってからずっとこんな感じ。


よっぽど、見た映画が好みだったらしい。



「すみません、先輩。おれちょっとトイレに…………ついでに頭も冷やしてきます。」



映画館を出ようとしたところで芦谷がそう言うので、俺はトイレ前で待機。



さすがに、男トイレに入る勇気は無いからな……。



ん? 学校ではどうしてるのかって?


無論、『行かない』だ。


どうしても行きたくなったときは、こっそり学校を抜け出して、学校から家まで約3分の凛の家に行く。



もしくは、教職員用のトイレを使う。


基本的、教職員用のトイレは人がいないからな。