純恋イケメンガールを好きになる!






パチリ、と、何かが嵌ったかのような音。



「えっ、な、何っ!?」



耳を抑えて、少しだけ芦谷から離れる。



近いんだよっ、バカ……!


俺の耳に何かをつけたらしい芦谷。


その際間近から香ってきた芦谷の香りに、信じられないぐらい顔が熱くなる……。



「イヤリングですよ。」


「イヤ、リング……?」



イカリングじゃなくて?



ピアスに似てるけど、ピアスと違って耳に穴が無くてもつけられるあの……?



「は、外してもいいか?」


「もちろん。」



おそるおそる、ピアスとはまた違った、たどたどしい指使いでイヤリングを外していく。


2分ほど格闘したあと、まるでポロッと効果音でもつきそうな感じに呆気なく取れたイヤリング。