純恋イケメンガールを好きになる!






「え……?」



階段を上る自分の足取りは思ったよりおぼつかなくて、最後の1段を上ろうとしたとき


軸足にしていた足が……カクンと曲がった。



「あ…………。」



それに比例して、すぐさま傾くあたしの体。


少し黄ばんだ天井が見える。



怖い、なんて思う暇もなかった。


ただ、これは自業自得だと思った。



あたしが岸和田先輩にあんな酷いことをしたから、神様が怒ってあたしに天罰を与えたんだって。



……落ちたら、痛いんだろうな。



結構ここの階段って1段1段が高いし、それに落ちていくのは背中からだから、両腕で支えることもできやしない。


死にはしないと思うけど…………痛いのは、嫌だなぁ……。



涙がポロリと、こぼれ落ちた。