純恋イケメンガールを好きになる!






「そ、そうだ先輩! 今度の土曜日、よければまた一緒に映画でも行きませんかっ? 日曜以降は橋本先生が復帰するみたいですから、しばらくは部活の日が続くだろうし……。」



芦谷が言う橋本というのは弓道部の顧問で、この前言ったぎっくり腰で足ポキンの先生な。


ちなみに今では完治はしてないものの、学校には杖付きで顔を出している。



映画、か……。


そういえばこの前、芦谷が好きなあの監督の新作が公開されたんだっけか。


何でも、前回俺達が見た映画の続編にもなってるとか……。



「も、もしかして、他に何か用事ありました……?」



俺が黙っていると、少し眉を下げた芦谷が顔を覗き込んできた。



ちっ、近い……!!


「無い!! 無いから!!」


ちょっと離れろ!!