もう一度君に逢えたなら

「…こら華月。困らすなっつったろ。」

「自己紹介だって。怖いなー、柚裡は。」


月島君が席に戻ってきた途端

それじゃあごゆっくり、と華月さんは席を立った。


「…遅くなって悪い。酒、選んでて。」

「あ、うん、平気。」


そう言って、月島君は高そうなワインを

一本あけた。