もう一度君に逢えたなら

ぽん、と頭に触れた柚裡の手の感触が懐かしくて

私は涙声で、うん、と言った。


「………美琴。」

「何……?」

「………愛してる。」

「私も、愛してるよ…。」

「………知ってる。」


柚裡はそう言って、もう一度私に深いキスをした。


窓の外から、桜の花びらが1枚

ふわりとはいってきて、ベッドの上に落ちた。


[end]