もう一度君に逢えたなら

「美琴さん。」

「あっ…、華月さん…。」

「幸せそうっすね。」

「………はい。」


気づいたら私の隣に座っていた華月さんは

私にそう言った。


「………柚裡がそんなことするとこ、初めて見ましたよ。」

「そんなことって…、指輪?」

「はい。しかも、右手の薬指って。」


美琴さんのこと、本当に大事なんですね、と

華月さんは笑った。