もう一度君に逢えたなら

[柚裡side]


俺の腕の中で眠る、美琴を見る。

近くで見ればみるほど、その整った顔立ちは

ガラス人形を想像させた。


「……何言ってんだろ、俺。」


確実に、自分が貪欲になるのがわかる。

でも俺は、この先ずっと美琴といることはできない。