「……どれくらいに帰ってくるんだろ。」


多分、8時くらいかな。

そんなことを考えながら、私はお風呂を沸かした。


そんなこんなしていると

がちゃ、とドアが開いて遠慮がちに柚裡が顔を覗かせた。