もう一度君に逢えたなら

「た、大したもの、作れないから。…それじゃ、仕事行ってくる。」


仕事用の鞄を持って、靴を履く。


「い、行ってきます。」

「行ってらっしゃい。」


ちゅ、と軽く唇にキスをして

柚裡はそう言った。