もう一度君に逢えたなら

ぴ、とエレベーターを押して

いつものように、10階のボタンを押した。


「なんか、変な感じ。」

「なんで?」

「誰かと一緒に、家に帰るなんて今までなかったから。」


職場にいるときは、感じなくても

こうして家に帰ってくると

あたしは1人なんだなぁって、ずっと思ってた。