もう一度君に逢えたなら

「柚裡、もー少しで上がりだから。それまでは俺が付き合うよ。」

「あ、ありがとうございます…。」


何回来ても、ホストクラブ、という店の雰囲気にはなかなか慣れない。

1人でいると、なんか居た堪れない気持ちになるからだ。


「…美琴。」

「あっ…、柚裡っ。」

「上がったから。帰るぞ。」