もう一度君に逢えたなら

目を閉じれば、すぐに昨日のことが頭に浮かぶ。


美琴に会って話をしたら、ちゃんと別れるつもりだった。

大体ふつーの女は、俺の病気のことをきくと

一線置いたように、近づかなくなる。


それなのに、あいつは

いつもなら絶対出さないような大声で、俺に言ったんだ。


"私にはずっと、柚裡だけだもん"と。