叶うはずのない恋愛

朝食を食べにリビングに行くと、眠そうに大地がトーストをかじっていた。


「なんでそんな眠そうなのよ。」


「低血圧だから。」


今、即答で返されましたよ?低血圧だからっていう理由だけで。


「そんなんだったら授業中爆睡するよ?」


あたしがそう言った時インターホンが鳴った。今の時刻は7時30分。こんな朝早く誰だろ…。
そう思いながら朝ごはんを食べた。


「かえ様、紗紀様と夏川様がかえ様を迎えにいらっしゃいました。」


頭を下げながら言う桐生さん。っていうか、紗紀と夏川があたしを迎えにきた?何で?英語で言うとWhy?


「わかった。すぐ行くので玄関に通しておいて下さい。んじゃ大地、先行っとくよ?」


あたしはそう言って桐生さんが持ってきてくれた鞄を持った。