叶うはずのない恋愛

「ありが、と…。」


言葉に詰まりながらも、お礼を言ったあたし。この3人には本当に感謝してる。


あたしがやるべき事は一つ……。紗紀に本当の事を言わなきゃ……。あたしは最悪な事をした。


「あたし、紗紀に本当の事言うね。そうじゃなきゃ、あたしはずっと立ち止まる事になる。」


あたしは3人を見ながら言った。
これがあたしの本音。
夏川……。困らせてごめんね。


でも、あたしが君を好きなのは死んでも取り消せない真実なんだ。


「紗紀と話してくるね。」


あたしは笑いながら三人に伝え紗紀と夏川の所に行った。


「かえ、調度良かったあ。話あるんだ。中庭行かない?」


あたしが話かけようとした時、紗紀が言ってきた。


「うん。」


あたしは素直に紗紀に従い中庭まで移動した。
昼休みなのにあたし達以外誰も居なくて少し寂しい感じがした。


「あのさ、紗紀が送ったメール読んでくれたかな?用件はその事なんだけどねっ?」


いつものように笑いながら言ってる紗紀。ただ、紗紀の目は笑っていなかった。


「今まで、ずっと電源切ってて今日見たよ。それで、紗紀に話さないといけないことがあるんだ。」