50ccの免許すら持っていない俺だったが、乗ってみたいと言う衝動に駆られた。
「なにそれ、すっげぇカッコいいじゃん!」
野間がすぐにそう声をかけて来る。
「な、カッコいいよな」
そう返事をしながら俺はバイクにまたがった。
誰の物だろうが、関係なかった。
気にいったものは何でも盗む。
俺のように家が裕福で金がある人間の、ちょっとしたスリルだった。
日常に少し色がつく。ただそれだけの事。
俺は駐車場の中をぐるりと見回し、そして見つけた。
車が停めてある奥に置かれた植木鉢。
どう見てもあれは不自然だ。
俺は笑いを浮かべながら植木鉢の下を覗き込んだ。
ビンゴ!
そこには赤い紐のついたバイクのキーがあったのだ。
恐らく、スペアキーだろう。
何かがあった時のためにバイクの近くに隠していたのだ。
「行くか」
俺はキーを見せて野間にそう言った。
「いいね!!」
野間は手を叩いて喜ぶ。
家の人間が起きて来る気配もなく、俺たちは簡単にバイクを盗み無免許運転で二人乗りをしたのだった。
「なにそれ、すっげぇカッコいいじゃん!」
野間がすぐにそう声をかけて来る。
「な、カッコいいよな」
そう返事をしながら俺はバイクにまたがった。
誰の物だろうが、関係なかった。
気にいったものは何でも盗む。
俺のように家が裕福で金がある人間の、ちょっとしたスリルだった。
日常に少し色がつく。ただそれだけの事。
俺は駐車場の中をぐるりと見回し、そして見つけた。
車が停めてある奥に置かれた植木鉢。
どう見てもあれは不自然だ。
俺は笑いを浮かべながら植木鉢の下を覗き込んだ。
ビンゴ!
そこには赤い紐のついたバイクのキーがあったのだ。
恐らく、スペアキーだろう。
何かがあった時のためにバイクの近くに隠していたのだ。
「行くか」
俺はキーを見せて野間にそう言った。
「いいね!!」
野間は手を叩いて喜ぶ。
家の人間が起きて来る気配もなく、俺たちは簡単にバイクを盗み無免許運転で二人乗りをしたのだった。



