黒王子と白いプリンス




どうして……

どうして勉強を教えてもらうのに、白馬くんの家にいるわけ……


「由乃ちゃん、紅茶でいい?」


「あ、うん。」


白馬くん…マンションの最上階に住んでるんだ……


お金持ち……


白馬くんの部屋も広い……


「で、何が分からないの?」


白馬くんが私の隣に座った。


「あ、えっと。数学が……」


「数学かぁ、どこらへん?」


「え……あの…何が分からないのかも分からない…」


私がそう言うと白馬くんは大笑いした。


恥ずかし…………


「じゃ、一からやろっか?」


「お願いします……」