黒王子と白いプリンス




神社に行くとやっぱりまだ白馬くんはいなかった。


ふぅ。いない。


よし、帰ろう。


そう思って帰ろうとしたその時、


「由乃ちゃん。早いね。」


この声は……


声のする方には白馬くんが立っていた。


「白馬くん…」


「俺、時間言わなかったから朝から待ってようと思って。」


「う、うん…」


「………で……返事は……」


「………うん……」


言え。言うんだ。私。