『はーい‼︎花火終了ーークラスごとに集まってくださーい』


「あ、終わりだって」


浅倉くんが立ち上がった。


そして、私に手を差し出す。


私はその手を取った。


「ありがとう」


「あんた、C組だよな」


「うん、そうだよ?」


「なら、近いな。じゃ」


「あ、うん。じゃあね‼︎」


私は、自分のクラスに戻った。