結局、一時間目サボって屋上ですべて話した。

途中で泣いちゃったけど、那月はぎゅうってしてくれた。

「・・・・・・そっか・・・。それは辛かったね。」

ちゃんと私は覚えてたのに・・・・・。

どんな小さな約束でも・・・・

どんなに昔した約束でも

蓮君とした約束は、大切なんだよ?

でも・・・・なんでそんなに大切にしてたんだろう。

もしかしたら今私もただが約束・・・・ってなってたかもしれないのに・・・・。

もう・・・・忘れてるかもしれないのに。

「それは・・・・・・・恋だよ。葵浬。」

珍しく、怜奈が恋愛に首を突っ込んだ。