「お母さんっ!!」
「葵浬!!そのこは??」
「転校生の蓮くん!!とりあえず、うちにはこんだほうがいいよ!!」
「そうね。行きましょう。」
片腕を私、もう片腕をお母さんが支えうちまで運んだ。

ちょうどその時あいてたのが私の向かいの部屋だったから、
蓮君をそこに寝かせて、心配だったからつきっきりで看病した。

寝ている時、蓮君すごく辛そうな顔してた。
できるのなら、蓮君の過去を知りたい。
蓮君がどうしてこんな辛そうな顔するのか知りたいよ。

「蓮君・・・。知りたいよ。君の事・・・・。」

そのまま私は眠りに着いた。

夢の中に蓮君が出てきた。

となりにいるのは誰なんだろう。すっごくきれいな人。

蓮君・・・・とっても幸せそうだよ??


私の夢に出てきた蓮君は、今の蓮君を想像させないくらい

幸せに満ちた顔をしていた。