あの約束をもう一度

「狩野・・・葵浬さんだよね。」

席に座るなり声をかけてきた。

「はい・・・・。」
「僕のことさ・・・見たことあるでしょ。」

どこであったんだぁ!!こんな美少年と!!??
そういえば昨日・・・・・。

「公園・・・??」

「うん。そうよくわかったね。」

近くで見ると、かっこいいって言うより・・・かわいい??

授業が始まるまで、彼の顔ばかり見ていた。
そしてお昼。

「葵浬~。ご飯食べよ~屋上で。」
那月と伶奈がやってきた。
「よかったら・・そこのうわさの美少年も・・・。」

「僕ですか??僕でいいならご一緒します。」