異聞三國志

『本来あるべき姿か。やって見るか。』

虞平も理佐子に協力して、説得することになった。

先ずは、軟禁状態の諸葛瑾、恪親子に会い、味方につけて、脱出させることだった。


幸い兵士は常時3名ほどであり、朱雀隊が容易に眠らせることが出来た。


理佐子と虞平は諸葛瑾邸に入り、面会した。

『おお、虞平殿。よく入ってこれたな。こちらの綺麗な女性はどなたかな?まさか、貴公の?』


『違う、違う。こちらは、諸葛庶殿の奥方です。』


『叔父様、初めて御意を得ます、理佐ともうします。』


彼女はあくまでも中国風に二字名で名乗った。

『そうであったか、で何用でわざわざ呉まで。』


『蜀と呉を和するために。』


『何と。それはわしもどれほど、試みたことか。結果がこの扱いじゃ。容易には出来るものじゃないぞ。』


『そうですか、難しいですか。しかし、私も丞相閣下や月英叔母上の依頼を受けた身。簡単には諦められません。』