こうして理佐子は、呉へ行くことになった。
夫婦それぞれ別々に作戦を担うことになった、二人。
先ずは士郎から追っていく。
士郎は、屋敷に司馬懿を訪ねて、作戦を聞いてみた。
士郎は、司馬懿はやはり一見温和だが、たまに底知れぬ恐れ、威圧感を与える人物だと思っていた。
『作戦など無用だよ、諸葛庶殿。私を止められるのは丞相の他は陸遜くらいのものだからな。』
『し、しかし。』
士郎は確かに司馬懿ならば、魏は滅ぼせそうだとは思ったが、河北で独立されるのではと危惧していたのである。
『まあ、あと魏に残る名将はトウ艾か陳泰程度のもの。トウ艾は私の知己。味方につけるのはわけない。陳泰は厄介だが、一人では何もできまい。鍾会などは相手ではない。他は眼中にすらない。』
確かにそうではあったが・・・。士郎は不安を拭えないでいた。
しかし、自分や姜維、関興もついているし、長男の司馬師は同行せず、新しく首都になった、洛陽にとどまることになっていた。
“考え過ぎか・・・”
士郎は自分を納得させようとしていたが、やはり不安だった。
夫婦それぞれ別々に作戦を担うことになった、二人。
先ずは士郎から追っていく。
士郎は、屋敷に司馬懿を訪ねて、作戦を聞いてみた。
士郎は、司馬懿はやはり一見温和だが、たまに底知れぬ恐れ、威圧感を与える人物だと思っていた。
『作戦など無用だよ、諸葛庶殿。私を止められるのは丞相の他は陸遜くらいのものだからな。』
『し、しかし。』
士郎は確かに司馬懿ならば、魏は滅ぼせそうだとは思ったが、河北で独立されるのではと危惧していたのである。
『まあ、あと魏に残る名将はトウ艾か陳泰程度のもの。トウ艾は私の知己。味方につけるのはわけない。陳泰は厄介だが、一人では何もできまい。鍾会などは相手ではない。他は眼中にすらない。』
確かにそうではあったが・・・。士郎は不安を拭えないでいた。
しかし、自分や姜維、関興もついているし、長男の司馬師は同行せず、新しく首都になった、洛陽にとどまることになっていた。
“考え過ぎか・・・”
士郎は自分を納得させようとしていたが、やはり不安だった。


