「ですから、直接長安を突けば、相手の意表をつくことになり、長安入城も容易。そこで今までのルートから来る援軍が来るまで長安を守りきればよろしいかと。」
「しかし、子午道は道が険しく、道も不案内じゃ。」
と孔明はやはり反対した。
「閣下、その策を閣下が嫌うのは、閣下の嫌いな魏延殿の策だからではありませんか。」
「ち、違う。」
孔明は珍しく動揺していた。
「閣下、このことは国家の大事。私情は禁物にございます。我々の歴史ではやってみたら、成功したのではないかとする学者も沢山おりまするぞ。」
「むむむ。」
「ですから、策は入れますが、別動隊の隊長には別な指揮官を任命されたらよいのでは?この策を受けて頂けぬのであれば、私は参陣いたしかねます。」
「それは困る・・・。わかった、その策をやってみよう。」
「おお、ありがとうございます。」
「で貴公はだれが指揮官ならばよいと思うのだ?」
「やはり、王平殿か馬岱殿かと。副将には関興殿。私も参陣致します。」
「しかし、子午道は道が険しく、道も不案内じゃ。」
と孔明はやはり反対した。
「閣下、その策を閣下が嫌うのは、閣下の嫌いな魏延殿の策だからではありませんか。」
「ち、違う。」
孔明は珍しく動揺していた。
「閣下、このことは国家の大事。私情は禁物にございます。我々の歴史ではやってみたら、成功したのではないかとする学者も沢山おりまするぞ。」
「むむむ。」
「ですから、策は入れますが、別動隊の隊長には別な指揮官を任命されたらよいのでは?この策を受けて頂けぬのであれば、私は参陣いたしかねます。」
「それは困る・・・。わかった、その策をやってみよう。」
「おお、ありがとうございます。」
「で貴公はだれが指揮官ならばよいと思うのだ?」
「やはり、王平殿か馬岱殿かと。副将には関興殿。私も参陣致します。」


