「何も二人で行くとは言わないわ。閣下に言って手練れの密偵でも3人ほど連れて行けばいいでしょ?」
「しかし・・・。」
「庶よ、良いではないか。」
後ろから孔明も現れた。
「閣下がおっしゃるならば、従います。」
「庶よ、西域は魏の裏口にあたる重要なところ。入り口の敦コウなどには関所もあり、多人数では危険だし、女性だけの方が却って怪しまれないような気がするのだ。我々も彼の地には友好的関係を築きたいのだ。さすれば、魏の背後を突ける。」
「なるほど、やはり丞相閣下だ。では仕方ない、理沙子行っていいよ。」
「きゃー、ありがとう。あ・な・た。」
「あ、あなたって。」
「士郎殿は奥方にはとんと弱いと見える。」
「虞平殿、辞めてください。」
一同 大笑いした。
このような経緯で、士郎は東に、理沙子は西に向かうことになった。
「しかし・・・。」
「庶よ、良いではないか。」
後ろから孔明も現れた。
「閣下がおっしゃるならば、従います。」
「庶よ、西域は魏の裏口にあたる重要なところ。入り口の敦コウなどには関所もあり、多人数では危険だし、女性だけの方が却って怪しまれないような気がするのだ。我々も彼の地には友好的関係を築きたいのだ。さすれば、魏の背後を突ける。」
「なるほど、やはり丞相閣下だ。では仕方ない、理沙子行っていいよ。」
「きゃー、ありがとう。あ・な・た。」
「あ、あなたって。」
「士郎殿は奥方にはとんと弱いと見える。」
「虞平殿、辞めてください。」
一同 大笑いした。
このような経緯で、士郎は東に、理沙子は西に向かうことになった。


