開腹して 胃を眺める・・・。
やはり真ん中の曲がっている部分に変色している部分が・・・。
小刀で開いて、変色部分を取り、縫い合わせた・・・。
一応 切除と縫合には成功したが、果たして治るのか・・・。
先ずは目覚めるかであったが・・・、これは懸念されたほどではなく、問題なく一晩したら目覚めた・・・。
あとは、腹部の痛みだけだが・・・。
士郎
「丞相お加減はいかがですか。」
諸葛亮
「わ、悪くない。腹の中は軽くなったようじゃ。」
重湯からお粥、普通の食事へと変わっても大丈夫であった・・・。
「よかった・・・。虞平殿・・・、本当によかった。」
士郎は、自宅に招いた虞平に向かい、涙なからに話した。
「私も首が繋がりましたわい。」
虞平は笑って返した。
「追って、恩賞の沙汰があろう。」
「ありがとうございます。しかし、私は恩賞のためというよりも、貴公や諸葛瑾殿の諸葛亮殿を思い、山越の地に私を探しにくるくらいの気持ちにうたれたからやれたのです。」
「虞平殿、かたじけない。」
「泣かれるな、士郎殿・・・。」
虞平は微笑んで返していた。
やはり真ん中の曲がっている部分に変色している部分が・・・。
小刀で開いて、変色部分を取り、縫い合わせた・・・。
一応 切除と縫合には成功したが、果たして治るのか・・・。
先ずは目覚めるかであったが・・・、これは懸念されたほどではなく、問題なく一晩したら目覚めた・・・。
あとは、腹部の痛みだけだが・・・。
士郎
「丞相お加減はいかがですか。」
諸葛亮
「わ、悪くない。腹の中は軽くなったようじゃ。」
重湯からお粥、普通の食事へと変わっても大丈夫であった・・・。
「よかった・・・。虞平殿・・・、本当によかった。」
士郎は、自宅に招いた虞平に向かい、涙なからに話した。
「私も首が繋がりましたわい。」
虞平は笑って返した。
「追って、恩賞の沙汰があろう。」
「ありがとうございます。しかし、私は恩賞のためというよりも、貴公や諸葛瑾殿の諸葛亮殿を思い、山越の地に私を探しにくるくらいの気持ちにうたれたからやれたのです。」
「虞平殿、かたじけない。」
「泣かれるな、士郎殿・・・。」
虞平は微笑んで返していた。


