ごめんね、ダイスキ【短編】


二人は同時に振り返る。


胸が痛い。


冷たい目が、私の心を強く刺す。



「あー、もう。何?」



イライラしたような声のアユミ。



どうして、なんで?



いつも聞いてくれたじゃん、みんなどうしたの?



………………