よし、優等生くんの代わりに
あたしが一発かましてやろうじゃあないか。


そう思い、3歩くらい踏み出したあと
Uターンをかっこ良くキメる。


ちょっと待った。


そーいやあたし
もうケンカをしないって決めたんだった。


しゃーなし。


ここは優等生くんに
ひとりで頑張ってもらうしかない!


そう思い、あたしは
応援ソングを歌いながら
学校に向かおうとしたそのとき。