「ねぇ柊季!
腐れ縁から恋人に昇格したお祝いに
今日なんか食べに行こうよ…!」


あたしの言葉に、柊季はふっと笑って…
「そうだな」と呟いた。



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+゚

『……もし傷が残っても、茉実は俺が貰うし』

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+゚



不意に、柊季に言われたことを思い出す。



……あたし、決めた。


何があっても、どんな時でも、


全部信じて、


あたしは柊季についていくから……__



そんなことを、心の中で誓って…
あたしは柊季の手を
ぎゅっと握りしめた……__




ヤンキーを辞めて、入学した進学校。


そこで出逢ったのは…


女嫌いだけど、誰よりも優しくて


少しヤキモチ妬きなキミでした……__


完。