ある日の土曜日。


あたしは、里奈&優花と一緒に
とあるファミレスに来ていた。


「はぁ!?
横川からの告白、無しになった!?」


一連の流れを知っている里奈は
そんなことを言ってバッと立ち上がる。


「ちょ、里奈…!
お願いだから座って落ち着いて!」


「あぁ、ごめん」


「それに、柊季は全然悪くないんだよ!?
ほんとに!悪いのは全部あたしで…」


「…そっか。…両思いなんだから
りんちゃんもすぐ返事すれば良かったのに。
なに、焦らしプレイ?」


「ちょ、真顔で言うのやめて里奈」