「…ってことで、帰ろっかなー」 「茉実ちゃん、もう帰るの?」 「うん!あとは2人で…!またねー」 「おー、じゃあな」 「またね茉実ちゃん!」 そう言って、あたしは家へと向かった。 なんか、2人と話してたら 何に悩んでいたのかも、忘れてしまった。 「海は広いな、大きいなー♪」 すっかり機嫌が良くなったあたしは 歌をうたいながら、帰宅した……―――