「勝手に俺の部屋入んなよな」 「なんだよ今更!つーか、 家に入れてくれたの妹ちゃんだぜ?」 そう言いながらも雑誌を パラパラとめくる遥也。 …こいつとは小1からの幼なじみだ。 ちなみに、同じ高校に通ってる。 ……クラスは違うけどな。 「つか遅かったな。何してたんだよ」 そんなことを聞かれ、思わず黙りこむ俺。