絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①

「そう。仲間うちだけの特別な印……」


「やめて!」


叫ぶ桃乃を無視し、あたしは長袖の袖をめくり上げた。


肩の下あたりに現れる幾何学的なドクロマーク。


それはテレビで何度も見たものと全く同じものだった。


「決定的だな」


ルキが呟く。


「これで決まり。生き残るのは世田朱里だね」


春奈がそう言った。


その時だった。


今まで黙っていた雷が突然ドアへ、向って走りだしたのだ。


そしてノブに手をかけその手を回した……次の瞬間、雷の動きが止まった。


いや、正確には立った状態のまま小刻みに震え始めたのだ。


それはまるでついさっき《奴隷部屋》で見たあの光景そのもので……。


「天井が!!」


唖然としていると、春奈がそう叫んだ。


上を向くと、天井がどんどん下がってきているのがわかった。