絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①

「大丈夫だよ……」


あたしは小さく息を吐き出してそう返事をした。


優也さんはあたしの手握り「きっと、君は生き残る」小さな声で、そう言ったのだ。


あたしは驚いて優也さんを見た。


「どういう意味ですか?」


「俺は写真の投票の時にあることに気が付いたんだ」


優也さんが小さな声で言う。


しかし他のメンバーにもきっと聞こえているだろう。


勲さんがチラチラとこちらを気にし始めた。


「あの投票口、自分のところへ一枚入れたら入口が閉まっただろ?」


「はい。そうですね」


あたしは写真を入れた時の事を思い出していた。


A意外すべての写真を入れる事ができず、あたしは絶望したのだ。


「でも、それ以外の口はすべて開いていたんだ」


「え……?」


あたしは目を見開く。


「ちょっと……待ってください。あたしが投票した時、投票口は閉まりましたよ?」


「あぁ、俺の時もそうだった。でも、次の人の番になった時、その入り口はまた開くようになっていたんだ」