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それから、優也さんの投票が終わり、夏子さんの投票が終わり、昭代さんの投票が終わった。
残りは勲さん、ただ1人だ。
勲さんは余裕そうな表情を浮かべて引き出しへと向かう。
でも、その表情も一瞬にして焦りに変わった。
あたしと同じように、投票口をこじ開けようとしている音が聞こえてくる。
「無理だよ」
あたしは勲さんの背中に向かってそう言った。
勲さんが額に汗を滲ませて振り向いた。
「投票は一度きり。勲さんが言っていた通りだった」
あたしは淡々として口調でそう言った。
「そ……んな……」
目を見開き、青い顔で引き出しから遠ざかる。
「みなさん投票は終わったようですね。それでは写真を回収します」
スーツの男がそう言うと同時に、引き出しは閉まった。
重たい空気が部屋の中を包み込んでいる。
みんな、なにも言わなかった。
結果がそうなるか、それだけに自分の安否のすべてがかかっている。
それから、優也さんの投票が終わり、夏子さんの投票が終わり、昭代さんの投票が終わった。
残りは勲さん、ただ1人だ。
勲さんは余裕そうな表情を浮かべて引き出しへと向かう。
でも、その表情も一瞬にして焦りに変わった。
あたしと同じように、投票口をこじ開けようとしている音が聞こえてくる。
「無理だよ」
あたしは勲さんの背中に向かってそう言った。
勲さんが額に汗を滲ませて振り向いた。
「投票は一度きり。勲さんが言っていた通りだった」
あたしは淡々として口調でそう言った。
「そ……んな……」
目を見開き、青い顔で引き出しから遠ざかる。
「みなさん投票は終わったようですね。それでは写真を回収します」
スーツの男がそう言うと同時に、引き出しは閉まった。
重たい空気が部屋の中を包み込んでいる。
みんな、なにも言わなかった。
結果がそうなるか、それだけに自分の安否のすべてがかかっている。



