勲さんも、きっとそれを狙っているんだろう。
そう思った時だった。
モニターの男が楽しそうに笑っているのが見えた。
声は出していないが、ニヤニヤと歯をのぞかせて笑っている。
なにがそんなに楽しいんだろう。
あたしたちが必死に生き残ろうとしているのが、そんなに楽しいんだろうか。
「さて、そろそろ決めてもらおうか」
モニターの男の声に、ビクッと体を震わせる昭代さん。
「決めた?」
優也さんにそう言われ、あたしは小さく頷いた。
複数選んでも大丈夫なことを、優也さんにも教えるべきだろうか?
一瞬そう思った。
でも、ここで会話をしていればすぐに他の人たちに気づかれるだろう。
あたしは開きかけた口を閉じて、優也さんから視線をはずした。
みんな一緒に脱出なんて、きっと不可能だ。
あたしは翔吾の気持ちを背負っている。
他の人に脱落してもらうしか、ないんだ。
自分自身にそう言い聞かせて、あたしは引き出しの前に立った。
Aを覗いた全員の写真を入れる。
これで、あたしはこの部屋から生き残ることができる。
そう思い、深呼吸をする。
そう思った時だった。
モニターの男が楽しそうに笑っているのが見えた。
声は出していないが、ニヤニヤと歯をのぞかせて笑っている。
なにがそんなに楽しいんだろう。
あたしたちが必死に生き残ろうとしているのが、そんなに楽しいんだろうか。
「さて、そろそろ決めてもらおうか」
モニターの男の声に、ビクッと体を震わせる昭代さん。
「決めた?」
優也さんにそう言われ、あたしは小さく頷いた。
複数選んでも大丈夫なことを、優也さんにも教えるべきだろうか?
一瞬そう思った。
でも、ここで会話をしていればすぐに他の人たちに気づかれるだろう。
あたしは開きかけた口を閉じて、優也さんから視線をはずした。
みんな一緒に脱出なんて、きっと不可能だ。
あたしは翔吾の気持ちを背負っている。
他の人に脱落してもらうしか、ないんだ。
自分自身にそう言い聞かせて、あたしは引き出しの前に立った。
Aを覗いた全員の写真を入れる。
これで、あたしはこの部屋から生き残ることができる。
そう思い、深呼吸をする。



