出血を確認し、深い溜め息が出た。


こみ上げるものをぐっと堪え、トイレを出る。





動き回ると自覚する下腹部の重い鈍痛。


いつもより痛みが強く、腰にまで響いている。


下腹部を丸ごと絞られているような気分だ。







適当に軽食を取り、手持ちの痛み止めを流し込む。


錠剤だけが口の中に取り残され、少し溶けて苦い味がした。


堪らずソファに身を沈め、膝を抱えるように体を丸めてみる。


薬が効くのを待つしかないのだ。






「薬飲んだ?」


「ん…飲んだ」






背中に手があてがわれた気がした。



目尻ににじんだものを指で払うように拭い、顔を見られないように伏せる。





「ココア飲む?」



「飲む…」






悔しい、悲しい、情けない…