__「お大事に。痛みあったらまた来て下さいね~」



テーピングをしてもらい、少しは歩くと自分で診察室を出て行く凜の後ろ姿を見つめて苦笑いが浮かぶ。



「あ、痛み引いてもしばらくヨガは禁止だって言っといて」



「わかった。疲れるだろ、凜との会話」



「疲れはしないよ」




「そうか?いつもあんな。…はは、まぁありがとう。助かった」



「いいや、お大事に」