それから2時間ほど眠っていたようだ。
携帯電話を確認すると、出勤前にくれたであろう季蛍からのメッセージが入っていた。
体調の心配と、今日の受診は必ず行って欲しいという内容。
…心配しすぎだって。
そう思いつつ、気持ちは嬉しい。
夜中とあまり変化のない体調だが、あと数時間もすれば病院へ行く。
気持ちが悪くても、そうでなくても、あまり変わりはない。
どうせ主治医にはバレるのだから。
重たい体を起こして寝室を出ると、すぐに洗面所へ向かった。
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