病院について受付を済ませ、待合室の椅子に腰を下ろす。 「ゆい、…ゆい」 胸を叩いて意識を確かめるが、微かに指先が動くだけ。 腕に伝わる体温は熱く、呼吸も心做しか荒い。 昨日からずっと1人で看病していて不安だった私の気持ちは、病院に来てようやく落ち着いた。 ここなら1人じゃない。