体温を測り、胸の音を聞く。 熱はなく、蒼の言う通り喘息の気配もない。 「ちょっとお顔触るね?」 下瞼の裏の色と、口の中の粘膜の状態も確認。 体力を消耗して力も残っていないのかもしれないが、診察を拒まれないとやりやすい。 このくらいの男の子には、泣き喚かれることが多いからな。 「よし、オッケー」 もう今にでも眠ってしまいそうだ…。