「体調良くなるまでは頼ってもいいのよ」






お粥ですら完食できなかった私に、気を利かせたお母さんが言ってくれた。



「結くんだっていつでも預かるわ」


「ありがとうございます、でも大丈夫です」


「たまには港に押し付けてもいいのよ」


「ふふ…、はい」