「夏来は大丈夫だとしても…季蛍は何で寝室で仕事なんか」 昨日喘息の薬を持っていなかったことを怒ったから、ふてくされているのか? ……いや、まさか。 今朝は普通だった。 …疲れ? そんなことを思っていたら、愛優が苦笑いを浮かべた。 「夏来に言われたこと、気にしてるのかも」 「夏来?」